3Dプリンターが産業に革命をもたらすと言われ始めて早数年、、、
工業の世界では3Dプリンターの実用化がやっと始まってきています。
3Dプリンターを用いると製品を作る際の型などを作らずに直接製品形状を
出力することができ、納期削減につなげることができます。

鋳造業界ではよく
①試作の為に木型を作製
②試作木型で鋳造を行う
③不具合があれば木型を修正して再度鋳造を行う
④試作木型で合格したあと量産用の金型を作製する
という順番で量産製品が立ち上がります。

3Dプリンターを用いることで①~③の工程が3次元データを修正して出力するだけで済みます。
また、現在は鋳造用に砂型を作製する3Dプリンターも販売されており、
こちらであれば形状だけでなく、鋳物を鋳造することができるのでより実践的です。
さらには中子の量産への活用事例もあり、鋳造業界での3Dプリンターへの期待は
ますます高まっています。

実は金型製作をお願いしている会社様が3Dプリンターを導入しており、
この度、当社で鋳造している製品の形状サンプルを作っていただきました!

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寸法精度もかなりよく、このまま組み付けができるほどです。

このように3Dプリンターを所有している会社様とのお付き合いもございます。
また、岩手県北上市にあるデジタルエンジニアリングセンター様にも3Dプリンターをお持ちですし、
3DスキャナーによるリバースエンジニアリングやCATなどで当社もお世話になっております。
上記のような機器利用のご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。