本日、当社では御金鋳神様(おかねがみさま)にお祈りを捧げました。
毎年この時季に工場内にある神棚を掃除し、銑鉄やお魚を供えて一年の感謝と来年の安全と商売繁盛を祈願します。

鋳造による金属加工は紀元前に開発され、弥生時代に日本に伝わりました。そこから長い年月をかけて受け継がれてきた技術です。ここ奥州市水沢では平安時代から連なる鋳物の伝統があり、そこに付随してこのような神事も変わらずに続けられてきています。

日本の産業を支える素形材産業として伝統を大事にしつつ、新たなる挑戦への意欲を燃やし続けていきたいと思います。

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