平成28年9月23~26日に『日本鋳造工学会 第168回全国講演大会』ならびに『日本鋳造協会 平成28年度秋季大会』(所謂、平成28年度秋の鋳造工学会)が開催されました。弊社からは社長を含む3名が参加いたしました。

 開催場所は高知県高知市にある高知市文化プラザかるぽーとです。距離的に遠いながらも参加したのは、研究成果を発表するためです。しかもなんと、弊社から同時に2件の発表を行いました。発表した題目は以下の通りです。

『CE値の異なる片状黒鉛鋳鉄の機械的性質に及ぼすアンチモン添加の影響』
㈱及精鋳造所 ○細川光、及川敬一 岩手大学 小綿利憲、平塚貞人
※○は発表者
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『5源主義を用いた生型ラインでの鋳鉄製センサー台のすくわれ不良低減対策』
㈱及精鋳造所 及川敬一、只野和実、鈴木悟、千葉孝彦、○佐藤伸征
※○は発表者
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 我々のような中小企業が研究をし、成果を学会で発表(しかも2件)するのはなかなかに難しいことですが、いわて鋳造研究会での研究や、日々の現場改善の取り組みが実を結んだのだと思っております。
 
 今後も、技術力の向上や不良の低減を目標に掲げ活動に取り組み、その成果を取引先の企業様や社員の皆さんへ還元できていければと考えています。