4月25日付の日刊工業新聞様に下記のような記事が掲載されておりました。

「金型など管理適正化 不公正な取引是正 下請けの負担軽減」
引用元:日刊工業新聞4月25日 HP:https://corp.nikkan.co.jp/

ここで云う「金型など」とは、鋳造業であれば鋳型製作用の型(金型、木型)及び中子製作用の型(金型、木型)になります。また、加工業であれば治具なども含まれてくるようです。(客先の資産に該当するもの)

現在当社でも、お客様からお預かりしている型を1000以上保管しております。これらを保管するうえでの場所の確保や棚の増設、管理業務などが少なからず経営を圧迫している状況が続いておりました。
これは弊社の問題だけでなく、日本の工業全体の問題として新聞でも取り上げられ、公正取引委員会様などの行政の方からも取引先様に預かりに係る費用などをきちんとご請求するように指導を受けております。

そこで現在弊社では、お預かりしている型をきちんと管理・把握する体制を整え、取引先様に適正な預かり賃をご請求させていただく取り組みを進めております。

お取引先の皆様においては何卒ご理解とご協力をお願いいたします。また、弊社と同様にお取引先様から型や治具などをお預かりしている下請けの皆様、是非この機会に日本の工業をより良い形にしていくため一緒に取組を進めてまいりましょう。