溶解設備
弊社はキュポラと電気炉を併せ持っている全国でも珍しい鋳物工場です。
製品ごとに適した溶解炉を用いることで品質の安定した製品を製造することができます。
キュポラではFC150~FC250、電気炉ではFC200~300、FCD450~700を生産しています。
月産溶解能力は約500tです。
造型設備
メインとなるのは垂直割自動造型機DISAMATIC2110Mk3(以下DISA)
と水平割自動造型機SMS5045R(以下SMS)の二つのマシンです。
DISAは1ショット11.5秒。パターンプレートの脱着も容易で
大量生産と多品種少量生産のどちらにも対応できます。
SMSは比較的大きめの製品や中子が複数入る製品を生産しています。
また、F-1造型機も2台保有しており南部鉄器をメインに生産しています。
加工設備
弊社では一部製品の機械加工も行っております。
機械加工工場は2014年に新しく生まれ変わりました。
加工の主軸となるのは5台のNC旋盤です。
中でもLB4000EXⅡは2016年に導入された最新型です。
ここでは機械加工のほかにも、南部鉄器などの工芸品の仕上げも行われています。
研究開発設備
弊社では常に新しい事にチャレンジし続けています。
2015年に3DCADSOLIDWORKSと3DCAMCraftMILL、そして切削RPマシンMDX540を導入いたしました。
これにより自動造型機用パターンプレートの自社制作が可能になり、事業の幅が広がりました。
また弊社オリジナルの南部鉄器の開発が容易になり、現在新製品を次々と発表しております。